宮下ゆり

宮下ゆり
みやした ゆり
1999年 新潟県出身、京都府在住
2023年 京都精華大学芸術学部造形学科立体造形専攻卒業
人々から提供を受けた衣服や繊維を用いて、「根」をモチーフとした作品を制作している。
それぞれの素材を、かつての持ち主たちの記憶や時間が宿る人生の断片として捉え、それらを重ね合わせ根の形へと立ち上げることで、過去と現在、そして人と人との繋がりを表現する。
根は普段、土の下に隠れて私たちには見えないが、地中深くに力強く広がることで生命を支えている。 英語では“Roots”と表され、故郷や祖先、歴史など、人生における目に見えない繋がりを象徴する言葉でもある。
私たちは、それぞれ異なるルーツを持ちながら互いを支え合い、同じ大地のもとで共に生きている。
世界で様々な分断が深刻化している今、自分を支えるものや、それぞれの背景や立場を超えた関係性を見つめ直すためのアプローチとして制作を続けている。