アーティスト

棚田康司

《宙の像》2020年、樟材の一木造りに彩色、308×95.5×39cm
撮影:宮島径 ©︎ TANADA Koji Courtesy of Mizuma Art Gallery

《僕は僕の中に薔薇を持っている》2022年、樟の一木造りに彩色、鉛、金箔、164×53.5×51cm
撮影:宮島径 ©︎ TANADA Koji Courtesy of Mizuma Art Gallery

《霊魂に就て・八》2025年、樟に彩色、58.5×29.5×14cm
撮影:宮島径 ©︎ TANADA Koji Courtesy of Mizuma Art Gallery

Photo by Kazumi Kiuchi

棚田康司
たなだ こうじ

1968年 兵庫県出身、神奈川県在住
1995年 東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了

2001年に文化庁芸術家在外研修員としてドイツ・ベルリンに滞在し、その後も2015年にインドネシア・バンドゥンやシンガポールで滞在制作を行うなど、異なる文化圏の中での経験を重ねてきた。制作の軸には一貫して木彫があり、日本古来の技法である「一木造り」によって人間像を彫り続けている。一本の木と向き合い、その素材が内包する時間や記憶、生木の性質や揺らぎを受け止めながら彫り進められる作品は、大人と子ども、人間と自然、個人と社会といったさまざまな境界線の「あいだ」に立ち現れる。そこには、鑑賞者それぞれの経験や感覚が静かに重なり合う余白があり、静謐さのうちに無限の広がりが宿っている。

主な展覧会歴

2023年
個展「第30回平櫛田中美術賞受賞記念展 線上に幅を 空間に愛を」井原市立平櫛田中美術館(岡山)
2017年
「O JUN×棚田康司 鬩(せめぐ)」伊丹市立美術館(兵庫)
2012-13年
個展「たちのぼる。」練馬区立美術館(東京)、伊丹市立美術館(兵庫)

主な受賞歴

2022年
第30回平櫛田中賞
2010年
第20回タカシマヤ美術賞
2005年
「第8回岡本太郎記念現代美術芸術大賞」特別賞
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