神戸六甲ミーツアート2025 ひかりの森 夜の芸術散歩 NAKED,INC.の演出が広がる、六甲山の夜。

ひかりの森、夜の芸術散歩は2025年9月20日土曜日から11月30日の土日祝の間開場しています

夜間限定の光のアート作品が、ROKKO森の音ミュージアムと六甲高山植物園を幻想的に彩ります。
光と闇のコントラストが織りなす、特別な展示空間をお楽しみください。

開催概要

会期
2025年9月20日(土)11月30日(日)の土日祝
時間
17:00〜20:00
会場
ROKKO森の音ミュージアム、六甲高山植物園
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料金
神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond 鑑賞パスポート(昼夜パスもしくは夜パス)が必要です。
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2025年6月2日現在

出展アーティスト

村松亮太郎/NAKED, INC.

今年初出展のアーティスト・村松亮太郎による『DANDELION PROJECT』は、
世界各地に“植樹”されているタンポポのアートオブジェ『DANDELION』に息を吹きかけることで、
平和の願いとともにデジタルの綿毛が世界に飛んでいく、参加型アートプロジェクトです。
今回の展示では、「チングルマ」など六甲高山植物園で見られる花をモチーフにしたビジュアル演出が周囲に広がり、
ロックガーデンにもレーザー演出を展開。
『DANDELION』の映像演出と連動し、自然とのつながりを感じられる体験が生まれます。

村松亮太郎/NAKED,INC. プロフィール

アーティスト。NAKED, INC.Founder。大阪芸術大学客員教授。長野県・阿智村ブランディングディレクター。

1997年にクリエイティブカンパニーNAKED, INC.を設立以来、映像や空間演出、地域創生、伝統文化など、あらゆるジャンルのプロジェクトを率いてきた。映画の監督作品は長編/短編合わせて国際映画祭で48ノミネート&受賞。2018年からは個人アーティストとしての活動を開始し、国内外で作品を発表。2020年には、分断の時代に平和への祈りで世界を繋ぐネットワーク型のアートプロジェクト『DANDELION PROJECT』を立ち上げ、世界各地での作品設置に取り組む。

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鍵井靖章

《shrine of blue》2023年、Kawanishi Art Project With 2023、多田神社(兵庫)

今年初出展となる水中写真家の鍵井靖章は、世界の海で撮影した映像を夜の
ROKKO森の音ミュージアムに投影する作品《懐と海(カイトカイ)》を展示します。
山と海の情景が重なり、幻想的な空間が鑑賞者を包み込みます。

鍵井靖章 プロフィール

1971年 兵庫県川西市出身・神奈川県鎌倉市在住
1993年 龍谷大学法学部法律学科卒業

1971年、兵庫県生まれ。水中写真家。1993年よりオーストラリア、伊豆、モルディブに拠点を移し、水中撮影に励む。1998年に帰国。フリーランスフォトグラファーとして独立。自然のリズムに寄り添い、生き物に出来るだけストレスを与えないような撮影スタイルを心がける。多彩な視点と色使いが人気で、大胆かつグラフィカルな水中写真で多くの人々を魅了する。
一方 3.11以降は、震災を経験した海に生きる生命を定期的に記録している。また近年は、海洋ゴミの問題にも取り組み、国内各所でワークショップ、インスタレーションをおこなっている。

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髙橋匡太

《ひかりの実 in SIKIガーデン》神戸六甲ミーツ・アート2024 beyond、ROKKO森の音ミュージアム 撮影:高嶋清俊

ROKKO森の音ミュージアムでは今年も髙橋匡太《ひかりの実 in SIKIガーデン》が登場。
参加者が大切な人の笑顔を描いた果実袋の中にLEDの小さな灯りを入れ、
木々に取り付けて暖かな夜景を作り出す作品です。
その一つひとつにあふれている「笑顔の物語(ストーリー)」が観る人の心を温かくしてくれます。
地元の子どもたちを中心に様々な地域で暮らす人たちが身近にいる友人や遠く離れて暮らす家族など、
自分の大切な人への思いをめぐらせて作り上げる《ひかりの実》。
一人ひとりの「笑顔の物語」をぜひ感じて下さい。

アーティスト・髙橋匡太と一緒に、果実袋に「笑顔」を描いて≪ひかりの実≫に参加しよう!

ワークショップ
≪ひかりの実≫をつくろう!
日時
9月20日(土)11:00~15:30(予定数に達し次第終了)※雨天時は9月21日(日)に順延。
場所
ROKKO森の音ミュージアム内 SIKIガーデン
参加費用
無料(施設入場料は別途必要)

髙橋匡太 プロフィール

1970年 京都府出身・在住
1995年 京都市立芸術大学 大学院 美術研究科彫刻専攻修了

光や映像によるパブリックプロジェクション、インスタレーション、パフォーマンス公演など幅広く国内外で活動を行っている。京都市京セラ美術館、東京駅100周年記念ライトアップ、十和田市現代美術館など建築物へのライティングプロジェクトは、ダイナミックで造形的な光の作品を創り出す。多くの人とともに作る「夢のたね」、「ひかりの実」、「ひかりの花畑」など大規模な参加型アートプロジェクトも数多く手がけている。

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関連イベント

紅葉のライトアップ

会場エリアの標高は約860m。
平地より気温は約5度低く、木々の色づきは一層早く進みます。
例年、10月中旬〜11月中旬にかけて紅葉が見頃を迎えます。
六甲高山植物園、ROKKO森の音ミュージアムでは、「ひかりの森~夜の芸術散歩~」開催日時限定で、
会場内の木々のライトアップを実施します。
山ならではの美しい秋の夜をお楽しみください。

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