堀尾貞治×友井隆之
堀尾貞治×友井隆之
ほりお さだはる ともい たかゆき
堀尾貞治と友井隆之は、2010年頃から実験的に金属を使って身近にある「単位」を使った表現の可能性を共に探り、普段の生活のなかにある「あたりまえのこと」を時には見えるように、時には聞こえるように表出させていった。
そして、2016年より1kg単位の作品を1000個作ることで完成する「1ton彫刻」に取り掛かることになる。
2018年に堀尾貞治が逝去して以降も、友井隆之が遺志を引き継いでプロジェクトを継続している。
堀尾貞治
ほりお さだはる
1939年神戸市出身(2018年逝去)、元具体美術協会会員。
「あたりまえのこと」を冠した表現は堀尾独自の哲学から生まれ、その場に必ず存在する「空気」を鮮やかに表出させる。
友井隆之
ともい たかゆき
1972年大阪府出身・在住。TOMOI R&D 代表。
作家活動を行う傍ら「芸術」と名の付く事象に多方面から関わる。ステージとスクリーンを空想と現実の境界線とし、その表現の本質を拡大させる。